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12/24(日)に、今年一年の締めくくりとなる総本部主催の年末審査会が、台東リバーサイドスポーツセンターで行われた。
毎年大勢の参加があるこの年末審査会だが、今年は“TEAM-U”からも18名という史上最多のメンバーが参加。今年一年の稽古の成果を発揮すべく、 各員、熱気のこもった戦いを繰り広げた。

中でも注目を集めたのが昇段審査にチャレンジした三名で、その先陣を切ったのは渡辺支部長。
ビジネスマンクラスでの四段への挑戦ということで、「顔あり×2」「顔なし×2」「寝技×2」の六人組手を行った。
昨年手術した右肩の影響も心配されたが、結果は3勝3分け。勝ち点4.5での見事な内容で昇段を確定した。

また同じくビジネスマンクラスでは、浦和支部所属の雨宮が昇段審査を受験。
支部長同様「顔あり×2」「顔なし×2」「寝技×2」の六人組手でのチャレンジとなったが、その最中にに左手小指を脱臼してしまう。
不運なアクシデントに、見守る周囲にも落胆の空気が漂うところであったが、当人はそれでも棄権を拒否。
素晴らしい闘魂で最後まで戦い抜き、勝ち点3.5点によって感動の黒帯獲得となった。

そして圧巻だったのは、女子全日本チャンピオンの前原。
「顔あり×2」「顔なし×2」「寝技×1」の五人組手での昇段に挑戦したが、女子の参加人数が少ないために「顔あり」はビジネスマンクラスの男性と対戦することに。
開始前は周囲を心配させたものの、目を見張る技のキレと闘争心とで、会場を唸らせる組手を披露し、女性相手となった「顔なし」「寝技」では当然のように相手を圧倒。
それを見ていた各支部の支部長からは「さすが全日本王者」「信じられないくらいに強くなっている」 「もう(女子では)相手をできる人がいない」等の絶賛を受け、勝ち点4.5点での文句なしの昇段を決めた。


さて、今年の最終イベントを最高の形で締めくくることができた“TEAM-U”だが、渡辺支部長は「いや〜、まだまだ(こんなもんでは満足しません)。 来年もやりますよぉ」と笑顔で断言。
ますます意気上がる“TEAM-U”の2007年に、大注目だ!!




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