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'06北斗旗全日本女子優勝の前原映子が、11/30にロシアはモスクワで行われる「'07武道格闘技国際大会 ロシアチームvs世界選抜」に、 参加する事となった。

この大会は世界中の代表的な武道、格闘技十数種類を一堂に会し、その代表選手がロシアチームと世界選抜とに分かれ、それぞれ試合を行うというものである。
しかもこの大会のすごいのはロシアスポーツ省が主催する、つまり国家イベントであり、プーチン大統領も観戦に訪れるという点。日本で例えれば、文科省主催の 天覧武道大会といった趣の、最大級の名誉ある大会である。

そして、その大会で前原が戦う相手は、もちろん現空道女子世界チャンピオンビコワ選手。

大舞台での無敵無敗の絶対王者との一騎打ちにも、前原は一切臆することなく「彼女に最初に土をつけるのは私」と気合十分に笑顔で言う。
一方、同行する渡辺支部長は「いずれにしても最終目標は第三回世界大会。その決勝で勝てればいいんです。今回はビコワと前原の地力にどれだけの差があるのか 、あるいはないのか? それが分かればいいんです。だから特別なことはやってません。自然体で臨みます。」と冷静そのもの。

炎の闘志と水の冷静さ。

笑顔の影に野望を秘めて、“TEAM-U”の師弟コンビが、世界制覇に向けて飛翔する!
その過程からは目が離せない。










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