ＴＯＰＩＣＳ
少年犯罪をテーマに真正面から向かい合い、作成されて、ミュンヘン国際映画祭２００３でも絶賛を受けた映画「カタルシス」(*)が、１１／８（土）よりレイトロードショーとして新宿武蔵野館で公開中である。
世界中で多発するティーンエイジャーによる犯罪。愛する家族が罪を犯した時、あなたにできることは何か？ 罪の浄化は可能なのか？ 罪を犯した者に救済はあり得るのか？ 加害者の家族があなたの住む街にやってきたとき、あなたはどのように彼らを迎えるのか？
娯楽映画ではないので、観て“面白い”作品ではない。それは事実だ。しかし“観るべき価値のある”作品であるのもまた事実だ。
「青少年の健全育成、社会教育、人間教育に対し、どう考えるのか？ どう向きあうのか？」は全ての親、社会人にとって避けては通れぬ問題である。（いわんや武道を志す者においておや）
ぜひ観て、この問題に向かい合い、考える為の機会として欲しい。
※カタルシス（catharsis）
・ギリシャ語で「浄化」。語源に「罪なる魂を浄める」の意味がある。
監督・脚本・編集：坂口香津美
出 演：尾上寛之、斉藤麻衣、大高力也、谷口舞、園田萌絵、川上麻衣子、真那胡敬二、山口美也子
特別出演：東 孝（大道塾塾長）、神尾真由子（ヴァイオリニスト）
（03/11/10記す）
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